名誉 ・2004年5月27日生まれの女の子 遊姫・2004年11月4日生まれの女の子


by pc911

告白 1

遊姫が家族になってから3週間がたった。

遊姫は家に着いたその時からずっとうちの娘だったかのように振る舞った。大物とゆうか、無遠慮で、ばくばく食べて、いっぱい出して、よく遊びぐっすり寝た。
そう……、ほんのちょっと呆れるくらいに(笑)。
名誉にもとまどいの様子はさほど見られなかった。力任せにいじめることもなければ、しょげることもなく、逆に遊姫に競うように食も増して活発になった。

本人も親も、長女と次女とはこれほど違うものなのだろうか?

初めての娘は蝶よ花よと箱に入れて愛でた。目の中で走り回っても痛くなかった。何から何までおとうたんおかあたんがしてあげるから、名誉はネンネして遊んでいればいいよ、と。
一通りの経験を長女で済ませた私達は遊姫のすることにいちいちあたふたすることはなかった。ドスンと音がしても、泣きながら走ってきても「大丈夫だいじょうぶ、遊んできなさい」と言った。

b0060803_1752534.jpg仕事が終わって家に帰って玄関を開けると名誉が出迎えてくれる。
「おあぁたん・・・(ぽっ)」っとはにかみながら呟くのがやっとで、ちょっと離れた所でもじもじと体をくねらせ桜色に頬を染める。毎日が新妻のような名誉。
その足元をドタドタドタ・・・・「おかーあたーーーーんっっっっ!(ほっぷ・すてっぷ・じゃぁーんぷ!)」と私に突進、よじ登り顔に頭にしがみついてくる遊姫。
順番的に長女を先になでなでしたい私を、次女はそうはさせてなるものかとそれを阻止する。

遊姫のアピールと言ったら、それはそれは強烈なものがある。
一日中なんだかんだと大袈裟に喋りまくる。
「名前を言う→おやつ×繰り返し」等の称呼の練習もしていないのに、呼べば走って来る。
一番おもしろいのはトイレ。
遊んでいる最中に突然「!」と頭上にビックリマークを出しバネ人形のようにピョンと跳ねる。それと同時にくるっと回れ右してタッタカターとトイレに滑り込む。用が済むと、キラキラのお目めで一目散に私のところまで走ってくる。またしても「おかーあたーーーーんっっっっ!(ほっぷすてっぷ・じゃぁーんぷ!)でたよー、できたよー! 見たっ!?」
トイレ前後の一通りの儀式が済み、「ほら、遊んでおいで」と放すまで、名誉はずっとフリーズ状態。遊姫の甘え技をうらめしそうにみつめながら……。
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by pc911 | 2005-01-31 17:38 | 我。が。